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中央大学大学院日本古代史ゼミの院生によるホームページです。

修了生紹介introduction


中澤 寛将(NAKASAWA Hiromasa)

略歴

■学歴   
2004年 中央大学文学部史学科日本史学専攻卒業
2007年 中央大学大学院文学研究科日本史学専攻博士前期課程修了
2011年 中央大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了。博士(史学)
留学 ロシア 
 ■職歴  
2007年〜2010年 独立行政法人 日本学術振興会特別研究員DC−1
2009年〜2011年 中央大学人文科学研究所 準研究員
2010年〜2011年 目黒区めぐろ歴史資料館 研究員
2011年 中央大学文学部 兼任講師
2011年〜 中央大学人文科学研究所 客員研究員
現  在 青森県教育庁文化財保護課勤務(2011年〜)

研究テーマ

北東アジアの中世考古学
Northeast Asian Medieval Archaeology.


主要研究業績

※主な業績のみ掲載しています。

<学術雑誌等(紀要・論文集等も含む)に発表した論文、著書>
中澤寛将「古代津軽における須恵器生産と流通」『中央史学』第28号、pp.19-41、2005年。
中澤寛将「土器生産とその組織化―渤海から女真への展開プロセス―」『アジア遊学』107、勉誠出版、pp.70-79、2008年。
中澤寛将「中世北東アジアにおける窯業生産・流通システムの変遷と構造」『考古学研究』54-4、pp.61-81、2008年。
中澤寛将「ロシア沿海地方における金・東夏代城郭の空間構造とその特質」臼杵勲・木山克彦編『北東アジア中世遺跡の考古学的研究』平成19年度文部科学省科学研究費補助金(特別研究促進費)研究成果報告書(研究代表者:臼杵勲)、札幌学院大学人文学部、pp.28-41、2008年。
中澤寛将「金・東夏代の食器様式と地域性―ロシア沿海地方の中世城郭出土資料を中心として―」中央大学考古学研究会編『白門考古論叢U―中央大学考古学研究会創設40周年記念論文集―』中央考古会・中央大学考古学研究会、pp.279-300、2008年。
中澤寛将「渤海滅亡後の女真社会と地域間関係―「ニコラエフカ文化」の格子目状叩き土器をめぐって―」『中央史学』第32号、pp.17-37、2009年。
中澤寛将「遼・金代における金属製煮炊具の流通と消費」『博望』第7号、東北アジア古文化研究所、pp.51-63、2009年。
中澤寛将「日宋貿易展開期の北方地域―女真社会とその周辺―」『考古学ジャーナル』591、ニューサイエンス社、pp.7-10、2009年。
中澤寛将「五所川原産須恵器の生産と北海道への流入」天野哲也・池田栄史・臼杵勲編『中世東アジアの周縁世界』、同成社、pp.57-69、2009年。
小林謙一、中澤寛将「青森県森ヶ沢遺跡の炭素14年代測定研究」『紀要』55(通巻231)、中央大学文学部、pp.1-39、2010年。
中澤寛将「渤海の食器様式と土器生産」『古代』第123号、早稲田大学考古学会、pp.129-154、2010年。
中澤寛将「食器からみた女真社会と日本列島」『考古学ジャーナル』第605号、ニューサイエンス社、pp.22-26、2010年。
中澤寛将「考古学からみた渤海の地域社会」『情報の歴史学』中央大学人文科学研究所叢書、pp.39-81、2011年。
中澤寛将『北東アジア中世考古学の研究』、六一書房、2012年。

<口頭報告・ポスター発表>
中澤寛将「渤海から金・東夏代の生産・物流構造に関する考古学的研究―ロシア沿海地方を中心として―」『日本考古学協会第75回総会研究発表要旨』日本考古学協会、pp.170-171、2009年。
中澤寛将・Yu.G.Nikitin・E.Yu.Nikitin・A.Yu.Telelyuev・A.L.Mezentsev「ロシア沿海地方における金代女真集落の様相」『第12回北アジア調査研究報告会要旨集』北アジア調査研究報告会実行委員会、pp.12-15、2011年。
中澤寛将・Yu.G.Nikitin・E.Yu.Nikitin・A.Yu.Telelyuev・A.L.Mezentsev「金代女真の社会構造に関する基礎的研究―ロシア沿海地方女真遺跡調査成果から―」『日本考古学協会第77回総会研究発表要旨』日本考古学協会、pp.214-215、2011年。
中澤寛将, A.L.Mezentsev, E.Yu.Nikitin, A.Yu.Telelyuev「ロシア沿海地方金代女真集落・寺院遺跡の調査」『第13回北アジア調査研究報告会要旨集』北アジア調査研究報告会実行委員会、pp.22-25、2012年。

<報告書・翻訳・書評など>
中澤寛将「中世東北アジアにおける王権構造の変遷と地域戦略―渤海・金・東夏を中心として―」『高梨学術奨励基金年報(平成18年度)』、財団法人高梨学術奨励基金、2007年11月、pp.41-49。
中澤寛将「渤海から女真(金・東夏)における日本海沿岸交流に関する考古学的研究」『高梨学術奨励基金年報(平成22年度)』、財団法人高梨学術奨励基金、pp.72-77、2011年。
中澤寛将「金代女真の地域構造に関する考古学的研究―ロシア沿海地方を中心として―」『公益財団法人三島海雲記念財団研究報告書』平成22年度(第48号)、公益財団法人三島海雲記念財団、pp.112-115、2011年。
E.I.ゲルマン(翻訳:中澤寛将)「2009年クラスキノ城址考古学調査の成果」『青山考古』26、青山考古学会、pp.185-204、2011年。
E.I.ゲルマン(翻訳:中澤寛将)「2011 年クラスキノ城址北部の考古学調査」『渤海を掘る\ 翻訳集』青山学院大学史学科、pp.1-20、2012年。
E.V.アスタシェンコヴァ(翻訳:中澤寛将)「クラスキノ城址の帯金具」『渤海を掘る\ 翻訳集』青山学院大学史学科、pp.21-44、2012年。
Ya.E.ピスカレヴァ(翻訳:中澤寛将)「沿海地方の靺鞨文化」『渤海を掘る\ 翻訳集』青山学院大学史学科、pp.45-72、2012年。
中澤寛将 2012 「小口雅史編『海峡と古代蝦夷』」『法政史学』法政史学会、pp.79-85、2012年。

<研究費>
1)財団法人高梨学術奨励基金調査研究助成・研究課題「中世東北アジアにおける王権構造の変遷と地域戦略―渤海・金・東夏を中心として―」(研究代表:中澤寛将)、2006年度。
2)独立行政法人日本学術振興会特別研究員奨励費・研究課題「中世北東アジアにおける生産・物流システムの比較考古学的研究」(研究代表:中澤寛将)、2007〜2009年度。
3)公益財団法人三島海雲記念財団学術研究奨励金・研究課題「金代女真の地域構造に関する考古学的研究―ロシア沿海地方を中心として―」(研究代表:中澤寛将)、2010年度。
4)財団法人高梨学術奨励基金調査研究助成・研究課題「渤海から女真(金・東夏)における日本海沿岸交流に関する考古学的研究」(研究代表:中澤寛将)、2010〜2011年度。
5)中央大学共同研究プロジェクト・研究課題「先史〜古代環日本海地域史・交流史の再構築」(研究代表:石井正敏・中央大学文学部教授)、2011年度〜2012年度、研究分担者。


所属学会

日本考古学協会、考古学研究会、青森県考古学会、中央史学会




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